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初心者向けにiDeCo(イデコ)も基礎と種類をわかりやすく解説。 40代・50代からでも遅くない老後資金づくり

『将来のこと、準備できていますか?』と言われて皆さんはどういう風に答えますか。将来の事というと、自分の将来像の事。 すぐに思い浮かべることはやっぱり経済的なこと。

お金です。

でも中には『今の生活で精一杯でお金の準備なんて考えられない』なんて思う人も多くいるはずです。今回は将来のお金の準備として一つの『iDeCo』を皆さんとみていきたいと思います。

この記事では
・iDeCoの基礎知識(メリット・注意点)
・職業によって違うiDeCoの種類
・自分にあった活用法

を初心者向けにやさしく解説します。

あなたの老後の資産づくりに一歩踏み出せるはずです。


目次

iDeCoとは?基本の仕組みをやさしく解説

まずは「iDeCoってそもそも何なの?」という基本から。

iDeCoは 個人型確定拠出年金 の略称です。
公的年金に上乗せする形で、自分で老後資金を積み立てていくための制度です。

仕組みをシンプルに説明すると、

  1. 自分で掛金を出す(毎月5,000円〜上限額まで)
  2. 投資信託や定期預金などで運用する
  3. 60歳以降に年金または一時金として受け取る

この流れになります。

「投資」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、iDeCoは国が用意している制度ですので、金融機関が厳選した運用商品から選べます。初心者でも始めやすい点が特徴です。


iDeCoの大きなメリット(税制優遇の3つ)

iDeCoの魅力はなんといっても 税制優遇 です。3つのポイントがあります。

① 掛金が全額「所得控除」になる

毎月の掛金がそのまま「所得控除」として扱われ、所得税・住民税が安くなります。
例えば年収500万円・毎月2万円を掛金とする人なら、年間で数万円の節税効果が期待できます。

② 運用益が非課税

通常、投資信託などで利益が出ると20%ほど税金がかかりますが、iDeCoではかかりません。
利益をそのまま再投資できるので、長期的に見ると大きな差になります。

③ 受け取り時にも控除がある

老後に受け取る際も「退職所得控除」や「公的年金控除」が使えるため、受け取り時の税負担も軽くなります。


iDeCoの種類(加入者区分)を詳しく紹介

iDeCoは「誰でも同じ」ではなく、職業や年金制度の種類によって加入区分が分かれています。

1. 第1号被保険者(自営業・フリーランスなど)

  • 国民年金に加入している人
  • 掛金上限:月額68,000円
  • 公的年金が国民年金しかないため、老後資金の自己準備がより重要

2. 第2号被保険者(会社員・公務員など)

  • 厚生年金に加入している人
  • さらに3つに分かれる
    • 企業年金なし → 上限23,000円
    • 企業型DCや確定給付年金あり → 上限20,000円
    • 公務員 → 上限12,000円

3. 第3号被保険者(専業主婦・専業主夫)

  • 配偶者の扶養に入っている人
  • 掛金上限:月額23,000円
  • 公的年金は「国民年金第3号被保険者」として保障される

種類ごとの掛金上限の違いを比較

掛金の上限は、将来の資産形成に大きく関わります。

区分掛金上限(月額)特徴
自営業(第1号)68,000円上限が高いが、公的年金が薄い
会社員(第2号)12,000〜23,000円企業年金の有無で変わる
公務員(第2号)12,000円上限は低いが公的年金は安定
専業主婦(第3号)23,000円家計に余裕があれば有効
meibu

「職業によって積み立てられる額が違う」ことを知っておくのが大切です。


iDeCoの注意点(デメリット)

もちろんiDeCoにも注意すべき点があります。

  1. 60歳まで引き出せない
    途中で解約して現金化はできません。教育費や住宅費など流動性が必要なお金には不向きです。
  2. 運用は自己責任
    選んだ商品によっては元本割れするリスクもあります。定期預金を選べば安全ですが、利回りは低くなります。
  3. 手数料がかかる
    加入時や毎月の口座管理料がかかります。金融機関によって差があるため、選ぶときは要チェックです。

まとめ|自分に合ったiDeCoを選ぼう

iDeCoは、老後資金づくりをサポートしてくれる強力な制度です。

  • 掛金が全額所得控除
  • 運用益が非課税
  • 受け取り時にも控除あり

と、税制面でのメリットは大きいですが、

  • 60歳まで引き出せない
  • 掛金の上限は職業によって違う
    といった制約もあります。

まずは「自分がどの区分に当てはまるのか」を確認し、無理のない金額でスタートすることが第一歩です。

40代・50代からでも遅くありません。
むしろ「税金を抑えながら効率よく老後資金を準備できる制度」として、今からでも活用する価値は十分にあります。


meibu

iDeCoを正しく理解することが、安心したセカンドライフの第一歩です。

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この記事を書いた人

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 → 「初心者にもわかりやすく」+「図解・たとえ話も使って解説」

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