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PowerShellでよく使うコマンド10選|初心者が覚えておくと超便利!(用語ていねい解説)

「PowerShellを開いたけど、何を打てばいいのか分からない…」——そんな方のために、今日から使える定番10コマンドをやさしく解説します。この記事では、途中で出てくる用語をその場で短く説明します。

めいぶ

むずかしい言葉が出たら、すぐ横の“用語メモ”だけ読めばOK。暗記は不要です!


目次

目次

  1. PowerShellの“コマンド”ってなに?(超要約)
  2. まず覚えたい基本の考え方(パス/ディレクトリ/拡張子)
  3. よく使うコマンド10選(安全ポイントつき)
  4. 便利な応用ワザ(一覧出力・検索・集計)
  5. 初心者がまだ触らないほうがいい操作
  6. よくある質問(実行ポリシー・管理者モード ほか)
  7. まとめと次の記事(関連記事)

1. PowerShellの“コマンド”ってなに?(超要約)

コマンド:PowerShellに出す命令文。英単語の組み合わせで読みやすい。

  • 例:Get-Location(Get=取得、Location=場所)→ 「今いる場所を教えて」
  • 例:New-Item(New=新しく、Item=もの)→ 「新しく作って」

2. まず覚えたい基本の考え方(パス/ディレクトリ/拡張子)

  • パス:ファイルやフォルダの住所。例:C:\Users\Meibu\Documents
  • ディレクトリ(フォルダ):ファイルを入れる。Windowsでは「フォルダ」と同じ意味。
  • 拡張子:ファイル名の最後につく種類名。例:メモ.txt.txt表.xlsx.xlsx

3. よく使うコマンド10選(安全ポイントつき)

3-1. Get-Location(今いる場所を表示)

Get-Location

用語メモ

  • 現在地=いま開いているフォルダ。まずはここを確認。
    出力例C:\Users\Meibu
めいぶ

まず“見る(Get)”から。動かすのはそのあと!


3-2. Get-ChildItem(中身を一覧表示)

Get-ChildItem

用語メモ

  • Child(チャイルド)=その中にある“子ども”=中身
  • 一覧=エクスプローラーで見える中身を文字で表示。

よくある疑問:「gciって何?」→ エイリアス(別名)Get-ChildItemの短縮版です。


3-3. Set-Location(場所を移動)

Set-Location C:\Work

用語メモ

  • 移動=“現在地(パス)を変更”。cd と同じ動き。
    確認:移動後に Get-Location で確かめる。

3-4. New-Item(新しいフォルダ/ファイルを作る)

# フォルダを作る
New-Item -Path C:\Work -ItemType Directory

# 空のファイルを作る
New-Item -Path C:\Work\メモ.txt -ItemType File

用語メモ

  • パラメーター=コマンドに付ける追加情報-Path-ItemType など。
  • Directory=フォルダ、File=ファイル。

3-5. Copy-Item(コピー)※まずは -WhatIf で予告

Copy-Item -Path C:\Work\メモ.txt -Destination C:\Backup\ -WhatIf

用語メモ

  • -Destination=コピー先。-WhatIf実行せず予告だけ(安全装置)。
めいぶ

-WhatIf が“初心者の命綱”。本番は外すだけ!


3-6. Remove-Item(削除)※超慎重に

Remove-Item -Path C:\Work\メモ.txt -WhatIf

用語メモ

  • 削除元に戻せないことが多い。-WhatIf で必ず予告。
  • -Recurse中身ごと。初心者は使わない(危険)。

3-7. Move-Item(移動=切り取り&貼り付け)

Move-Item -Path C:\Work\メモ.txt -Destination C:\Work\資料 -WhatIf

用語メモ

  • コピーとの違い:元の場所から消える-WhatIfで確認してから本番。

3-8. Select-String(ファイル内検索)

Select-String -Path C:\Work\メモ.txt -Pattern "請求書"

用語メモ

  • テキストファイル(.txt/.csv など)が対象。WordやPDFはそのままでは不可。
  • -Pattern=探したい文字列

3-9. Export-Csv(表データとして保存)

Get-ChildItem -Path C:\Work |
  Select-Object Name,Length,LastWriteTime |
  Export-Csv C:\Work\一覧.csv -NoTypeInformation -Encoding UTF8

用語メモ

  • パイプ |左の結果を右のコマンドへ渡すつなぎ記号。
  • CSV=Excelで開ける表形式のテキスト
  • エンコード(UTF8)=文字の保存方式。日本語の文字化けを防ぐ指定。

3-10. Measure-Object(数える・集計する)

Get-ChildItem -Path C:\Work -Filter *.xlsx | Measure-Object

用語メモ

  • Count=件数。Lengthを集計すればサイズ合計も分かる。

4. 便利な応用ワザ(一覧出力・検索・集計)

4-1. 一覧をテキストで保存(最短)

Get-ChildItem C:\Work > C:\Work\一覧.txt

用語メモ

  • >上書き出力。同名ファイルがあれば上書きされるので注意。

4-2. 30日より古いファイルだけを確認

Get-ChildItem C:\Work -Recurse |
  Where-Object { $_.LastWriteTime -lt (Get-Date).AddDays(-30) }

用語メモ

  • Where-Object条件で絞り込む$_ は“いま見ている1件”。
  • (Get-Date).AddDays(-30)=今日から30日前
めいぶ

古いファイルだけ”見つけてから、削除は必ず -WhatIf で!


5. 初心者がまだ触らないほうがいい操作

  • Remove-Item -Recurse -Force … フォルダごと完全削除。取り返し不可。
  • Set-ExecutionPolicyスクリプトの安全設定。誤設定で動かなくなる恐れ。
  • Stop-Process実行中アプリの強制停止。保存前の作業が消える可能性。
  • Format-Driveドライブ初期化。最上級者以外は絶対NG。

6. よくある質問(Q&A)

Q1. .ps1 形式って何?
A. PowerShellのスクリプトファイルの拡張子。複数のコマンドを1つのファイルにまとめ、一括実行できます。

Q2. 実行ポリシーって?
A. PowerShellがどのスクリプトを実行して良いかを決める安全ルール。初心者は触らず、必要になったら Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser理解してから設定(※管理者権限が必要な場合あり)。

Q3. 「管理者として実行」はいつ使う?
A. Windows全体の設定を変えるときだけ。ファイル整理や一覧作成などは通常モードで十分


7. まとめ

  • まずは “見る(Get)”→“作る(New)”→“動かす(Copy/Move)” の順で慣れる。
  • 削除(Remove)は -WhatIf を習慣化-Recurse は初心者禁止。
  • **パイプ(|)**で「探す→絞る→出力」をつなぐと、仕事がグッと楽に。
めいぶ

一気に実用度が上がりますね!

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この記事を書いた人

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 → 現場からマネジメントまで幅広く経験

● 趣味はパソコン・ランニング・情報収集

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