プロンプトの書き方って難しいですね。
正解や間違いがないっていうか、なかなかどのように書けばいいのか?
そんな思いもあって、今回はプロンプトのリサーチをしてみたら大きく3つあることがわかりました。
まずは「深津式プロンプト」
まず最初に紹介するのは深津貴之さんの『深津式プロンプト』。
深津貴之氏
1979年6月26日生まれの日本のインタラクションデザイナーです。 武蔵工業大学環境情報学部を卒業後、英国のセントラル・セント・マーチンズでプロダクトデザインを学ぶ。 2005年に帰国し、株式会社Thaに入社。その後、2013年にクリエイティブユニット「THE GUILD」を設立し、代表取締役を務めています。 また、note株式会社のCXOとして、サービス設計にかかわっている。
名前だけ聞いたことあったけど、「プロっぽすぎて難しそう…」って、ちょっと敬遠してたやつ。でも気になって、エイヤで読み漁ってみたら、これがびっくりするくらいしっくり来たんです。

これはよく使いますね~
構成は超シンプルで、
「役割」+「目的」+「出力形式」+「制約条件」
これだけ。
たとえば、こういう感じ👇
あなたはプロの編集者です。40代サラリーマン向けに、わかりやすい副業ガイド記事の構成案を5つ、箇条書きで出してください。
あなたはプロの編集者です。⇒ 役割
40代サラリーマン向けに ⇒ 目的
わかりやすい副業ガイド記事の構成案を5つ ⇒出力形式
箇条書きで出してください ⇒ 制約条件
という感じになります。
他には?いろんなプロンプトの型
深津式だけじゃなくて、いろんな書き方があることもわかってきました。
◆ PREP法プロンプト
これは「結論→理由→具体例→まとめ」っていう、王道の構成。
ChatGPTに指示するときも、「PREP法に沿って説明して」って伝えるだけで、グッとわかりやすい答えが返ってくるようになります。
例:「AIを活用すべき理由を、PREP法で200文字以内にまとめてください」
論理的に説明したいときにかなり使えます!
◆ Who / What / Howフレーム
これは自分の中でも、最近かなり使ってるやつ。
書き方に迷ったときは、とりあえずこの3つに立ち返ると安心。
フレーム | 例 |
---|---|
Who(誰に) | 40代のサラリーマンに |
What(何を) | 副業の始め方を |
How(どうやって) | 事例を交えながら、わかりやすく |
例:「40代サラリーマンに向けて、副業の始め方を事例を交えて解説してください」
対象も内容も方法も明確になるから、ChatGPTも迷わずに的確な答えを出してくれるんですよね。
比較するとこんな感じ👇
実際に、よく使う3つの型を並べて比較すると…
プロンプトの型 | 特徴 | 向いてるシーン |
---|---|---|
深津式 | 明確な構造で精度が高い | 企画・構成・要約を依頼したいとき |
PREP法 | ロジカルで読みやすい | 論理的な説明が欲しいとき |
Who/What/How | 対象・内容・手法がハッキリする | ブログ・広告・提案文など |
3つに共通することは
「誰に、何を、どうやって」+「どんな形式で」+「どんな制限で」を意識するだけ。
最初はめんどくさいけど、慣れるとこれが自然に書けるようになってきます。
そうすると、ChatGPTの回答もどんどん「かゆいところに手が届く」感じになってくる。
「完璧なプロンプト」なんていらない
ここでひとつ言いたいのが、
「準備に時間をかけすぎないで、とりあえず書いてみよう」
ということです。
最初は雑でもいいし、ちょっとズレてても全然いいんです。
ChatGPTは何度でも書き直してくれるし、“走りながら調整”できるのがこのツールの魅力なんです。
実際、ブログを書くときも「完璧に構成考えてから…」ってやってたら、いつまで経っても書けない。
でもプロンプトだけサクッと決めて、ChatGPTに下書きしてもらうようになったら、すごくラクに書けるようになりました。
「自分の言葉」で動く時代へ
これからは、AIが文章を書いてくれる時代。
じゃあ人間はどうするの?って考えたときに出てくるのが、
「誰が書いたか」が価値になる時代
つまり、「あなただから読みたい」って思ってもらえるような文章=“自分の言葉”を持っていることが、最強の武器になります。
ChatGPTも、それを磨くための相棒みたいな存在。
だからこそ、うまく使えるようになると、発信力ってどんどん上がっていく。
相棒(ChatGPT)と一緒にブログ作成、校正して完成度を上げていくのもありですね。
まとめ
- ChatGPTは「指示の仕方」でクオリティがガラッと変わる
- 深津式・PREP法・Who/What/Howなどの型を覚えると、一気に使いこなせるようになる
- 「完璧なプロンプト」じゃなくてもOK。試して、修正していけばいい
- 自分の言葉を活かすためにも、プロンプトは超・大事!
「なんとなく使ってる」から一歩進んで、
「意図して使いこなす」へ。
目の前に友達がいて話しているような感覚で、ChatGPTとの会話を楽しみながら使いこなしていけば、上達していきそうですね。
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