会社内外など、あらゆる場面で求められる「プレゼンテーション能力」。
会議、営業提案、社内研修、セミナー、講習会――。
特にリーダーなどの管理する立場になると、「説明する」「まとめる」などの機会は確実に増えていきます。
そのとき、必ず必要になるのがパワーポイントなどのスライド資料です。
しかし実際はどうでしょうか。
・なんとなく毎回同じ構成
・文字をびっしり並べただけ
・デザインはテンプレ任せで自信がない
・作るのに何時間もかかる
こうした悩みを抱えながら、「仕方なく」作っていませんか?
安心してください。
今は、ChatGPTとCanvaを組み合わせることで、
誰でも・短時間で・完成度の高いスライドが作れる時代です。
しかも基本は 無料プラン で十分可能です。
本記事では、
・無料プラン中心の具体的な手順
・Plus会員ならさらに効率化できる方法
・そのまま使える汎用プロンプト集
・Canvaの「デザインを生成」活用法
まで、完全版として解説します。
読み終わる頃には、
「次の資料はこの方法で作ろう」
と自然に思えているはずです。
なぜスライド作りは難しく感じるのか?
めいぶスライド作りが苦手なのは、センスの問題ではありません。
多くの人がつまずく理由は、次の3つです。
① 構成をゼロから考えている
② 文章を削るのが苦手
③ デザインまで同時に考えている
つまり「工程が混ざっている」ことが問題なのです。
本来スライド作りは、
- 構成を作る
- 内容を整理する
- デザインで整える
この3段階に分けるべき作業です。
そして今は――
構成・文章整理 → ChatGPT
デザイン → Canva
と役割分担できる時代です。
この分業で、完成度とスピードを両立させます。
無料プランでここまでできる
まず最初にお伝えしたいのは、
スライド作成の8割は無料プランで十分可能ということです。
無料でできることは次の通りです。
・プレゼン構成作成
・スライドタイトル案生成
・箇条書き文章作成
・文章の要約
・言い換え・分かりやすく修正
・想定質問作成
・改善点の指摘
これだけでも、資料の質は確実に一段上がります。
重要なのは「聞き方(プロンプト)」です。
プロンプトとは、AIに出す「お願いの文章」です。
どんな答えがほしいかを具体的に伝えるほど、AIの回答もわかりやすくなります。
実践ステップ① 目的を明確にする
まず自分に問いかけます。
・誰に話すのか?
・何を理解してほしいのか?
・何分話すのか?
この3つだけで構いません。
例)
社内営業メンバー向けに、資料作成時間を短縮する方法を15分で共有する。
この場合のプロンプトは次の通りです。
“結論から”と指定するのがポイントです。
ビジネスでは
結論 → 理由 → 具体例
の順番が最も伝わりやすいからです。
実践ステップ② 1枚ごとの文章を作る
構成ができたら、次の依頼をします。
「各スライドに載せる箇条書きの文章を、短く作成してください。」
ここで必ず「箇条書き」「短く」と指定します。
スライドは読む資料ではなく、話を補助する道具です。
理想は
1スライド1メッセージ
例えば
× ChatGPTとCanvaを使えば短時間で完成度の高い資料が作れます。
ではなく
○ 作成時間を半分に
○ デザインに悩まない
○ 説得力が向上
この形です。
文字を削るほど、伝わります。
実践ステップ③ Canvaで整える
次にCanvaを開きます。
① プレゼンテーションを選択
② ビジネス向けテンプレートを選ぶ
③ 文章を貼り付ける
デザインの基本ルールは3つ。
・色は3色以内
・フォントは2種類まで
・余白を残す
派手さは不要です。
「読みやすさ」と「信頼感」が最優先です。
Canvaの「デザインを生成」を使う方法
最近のCanvaには、AIにデザインを提案してもらえる機能があります。
画面上部の
「理想のデザインについて説明してください」
という入力欄に文章を入れるだけで、レイアウト案が自動生成されます。
ここで重要なのは“具体性”です。
例:
・40代管理職向け
・ネイビーと白基調
・文字が大きく読みやすい
・落ち着きと信頼感
・シンプルで余白多め
このように対象・色・雰囲気を明確にします。
さらに効果的なのが、ChatGPTに指示文を作らせる方法です。
「40代管理職向けプレゼン資料のデザイン指示文を作ってください。Canvaの“デザインを生成”に入力する文章として使います。」
こう依頼すれば、そのまま貼り付けられる文章が完成します。
構成 → ChatGPT
デザイン指示文 → ChatGPT
レイアウト生成 → Canva
この流れが完成すれば、デザインで悩む時間はほぼゼロになります。
【Plus会員向け】さらに効率を上げる方法
無料プランで十分実用的ですが、Plus会員なら次のことが可能です。
・既存資料を丸ごと貼り付けて再構成
・PDF資料の改善提案
・長文レポートを瞬時に要約
・図解アイデア生成
例えば
「この既存資料を論理的に再構成してください」
と依頼するだけで、流れを整えてくれます。
さらに
「図解で説明する場合のレイアウト案を提案してください」
と依頼すれば、図の構成案まで提示されます。
時間短縮を最大化したい方はPlus活用がおすすめです。
【保存版】汎用プロンプト集
ここからは様々な場面で使えるプロンプト集です。
これらを組み合わせれば、どんなプレゼンにも応用可能です。
よくある失敗と対策
NG 文字が多すぎる
→「半分に要約して」と依頼
NG 話が散らかる
→「論理的に再構成して」と依頼
NG 抽象的すぎる
→「具体例と数字を追加して」と依頼
AIは何度でも修正できます。
遠慮なくやり直しましょう。
40代・50代こそ武器にできる理由
この世代の最大の強みは経験です。
しかし経験は、整理しなければ伝わりません。
ChatGPTは頭の中を構造化します。
Canvaは見せ方を整えます。
経験 × 整理 × 見せ方
これが揃えば、若手以上に説得力のある資料が完成します。
スライド作りは才能ではなく手順です。
まとめ
① 目的を明確にする
② ChatGPTで構成を作る
③ 箇条書きにする
④ Canvaで整える
⑤ 文字を減らす
無料プランでも十分戦えます。
Plus会員ならさらに効率が上がります。
最初の一歩は、この一文です。
「〇〇向けに、〇〇を説明するプレゼン構成を作ってください。」
それだけで、あなたのスライド作りは今日から変わります。
ぜひ次の会議、次の講習で実践してみてください。



あなたのプレゼンは、確実に進化します。








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