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だから私は続けている。

──走ることがくれた、ちょっといい毎日

っていうか、生活の一部になってしまったランニング。

週に7.6kmを2回走るようにしている。

「よく続いてるね」
「雨の日も走ってるの?」
そんな風に言われるたび、ちょっと照れくさいけど、どこか誇らしい気持ちになる。

最初は、ほんの軽い気持ちだった。
運動不足の解消、体型の維持、気分転換。
でも気づけば、ランニングは毎日の習慣になっていた。
走らないとなんだかソワソワするし、
逆に走ったあとは、世界がちょっと明るく見える。(これはほんとう!)

今日は、そんな私の「なぜ続けているのか」について、4つの視点からゆるっと語ってみたいと思います。



目次

体調がすごくよくなる!

ランニングを始めて一番最初に感じたのは、「あれ?最近、朝がつらくない」という変化。

以前は目覚ましを3回止めてからのろのろ起き上がっていたのが、今ではスッと目が覚める日が増えた。肌の調子もいいし、風邪もひきにくくなった。何より、1日を気持ちよくスタートできるのが嬉しい。

確かにこの歳になると疲れも少し残ってくるけど、そこまで深刻なことはない。

医学的にも、ランニングをはじめとする有酸素運動は、全身の血流を良くし、心肺機能を高める効果があるとされているしさらに、適度な運動は「セロトニン」という幸せホルモンの分泌を促すため、体だけでなく心にもいい影響があるんです。

睡眠にもいい効果があって、運動を習慣にしている人は深い眠りに入りやすいと言われています。
これは「体内時計のリセット」にも関係していて、日中に体をしっかり動かすことで、夜には自然と眠気がくるようになる。

つまり、
よく眠れて、
朝すっきり起きられて、
日中のパフォーマンスも上がる。

結果的に考えたことのないこんなに良い作用があるとは思わなかった。



ストレス解消 〜頭の中がスーッと静かになる〜

「ちょっとイライラしてるかも」
そんなときほど、私はランニングシューズを履く。

会社がどんなに忙しくてもランニングは週二回続けている。

走り始めて最初の数分は、頭の中がごちゃごちゃしてる。
でも走っているうちに、だんだんと心が静かになっていく。
不思議なほど、頭の中のノイズが減って、気持ちが落ち着いてくるんです。

これは、医学的にもちゃんと理由があります。

meibu

ランニングのようなリズム運動は、自律神経のバランスを整える効果があるとされていて、特に「交感神経」と「副交感神経」の切り替えがうまくいくようになるんです。結果として、心拍数や血圧が安定し、リラックスしやすい状態になるそうです。

さらに、心理学の研究では「ランナーズハイ」と呼ばれる現象にも注目が集まっています。
これは、走っているうちにエンドルフィンやドーパミンが分泌され、気分が高揚したり、多幸感を感じたりする状態。まさに“天然の抗うつ剤”なんて呼ばれたりもします。

つまり、
イヤなことがあっても、走れば少しリセットできる。
モヤモヤを体ごと吹き飛ばすような感覚。
この効果を知ってしまったら、やめる理由が見当たらない。



継続に誇りを持てる。〜「やった自分」が自信をくれる〜

正直、最初の頃は三日坊主になると思ってた。
だって、運動が苦手だったし、走るのもしんどかったから。

でも、ある日ふと「今日はやめとこうかな」と思ったとき、もうひとりの自分との戦いがあることもしばしば。

「いや、ここでやめたらもったいないよ」

それがスイッチになって、またひとつ続いた。
その積み重ねが、今の私の小さな誇りになってる。

「やる気があるから続けられる」のではなくて、
「続けているからやる気が育つ」ってこと、ランニングが教えてくれた気がします。

習慣化については心理学でもさまざまな研究がされていて、たとえば“習慣の法則”を提唱したチャールズ・デュヒッグ氏は、「小さなトリガー(例:時間・場所・感情)とご褒美をセットにすることで習慣は強化される」と言っています。

私の場合は、「夕方に走ると気分がスッキリして、ビールがうまい」がご褒美!と言いたいところだけど、お酒は弱いので、夕食をしっかり食べるようにしています。

毎日じゃなくてもいい。
完璧じゃなくてもいい。
でも「続けている自分」を好きになれたら、それってすごくいいことだと思いませんか?



アイデアが浮かびやすい (かなり効果的!)

意外かもしれませんが、走っているときって、けっこう「ひらめき」があるんです。
ブログのネタだったり、仕事の解決策だったり、忘れてた買い物リストだったり(笑)

これ、脳科学的にもちゃんと裏付けがあって、歩行やランニングのような単調な運動をしているとき、脳の“デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)”が活性化するらしいんです。

DMNは、ぼーっとしてるときや、夢想しているときに働く領域で、創造性や問題解決、記憶の整理などに関わっている部分。つまり、走っているときって、脳が「ひらめきモード」になってるというわけ。

スティーブ・ジョブズが散歩しながら会議していた話も有名ですよね。動きながらの思考って、頭のなかが風通しよくなるというか、変に煮詰まらない。そういう感覚、私もすごく共感します。

スマホやSNSに囲まれた生活の中で、何も見ず・何も聞かず・ただ体を動かす時間って、今の時代かなり貴重かも。



おわりに 〜だから私は今日も走っている〜

最初は、ほんの軽い気持ちだった。
「ちょっと走ってみようかな」
そんな小さな一歩が、気づけば毎日のリズムになって定着しています。

家族には少し迷惑されている部分もあるけど(洗濯物が増えるとか、子供の送り迎えに行ってほしいと妻から言われるけどいけていないなど…)+

体の調子がいい。
気持ちがスッキリする。
自分にちょっと自信が持てる。
そして、新しいアイデアが浮かぶ。

そんな実感があるから、私は今日もシューズを履く。
汗をかいて、息を切らして、それでも心が軽くなる。

正直しんどい日もありますけどね。

走ることが、私の毎日を少しだけ「いい感じ」にしてくれるから。
だから、私は続けている。

一緒に走りませんか?

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この記事を書いた人

中年ブロガーの"meibu"です。
中年でも様々なことに挑戦して、その中でスキルをつかみ取りたい!
年齢に左右された生き方なんてつまらない!
そんな思いで立ち上げた”meibu Leaning"。ぜひ共感する人に見てもらいたい。 まだまだこれからでしょう!

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