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仮想通貨投資を始める前に見てほしい記事

目次

はじめに

最近、仮想通貨(暗号資産)という言葉を耳にする機会が増えてきました。

それはトランプ大統領の影響もあると思います。

テレビのニュースやSNSで話題になることも多く、「投資で大きな利益を得た」という話や「価格が急落した」という報道を見かけることもあるでしょう。でも、仮想通貨とは一体何?。なぜこれほど注目を集めているのか、詳しく理解している人はまだ少ないのが現状です。

この記事では、仮想通貨の基本的な仕組みから、その可能性、そして投資における注意点まで、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

meibu

仮想通貨の代表格であるビットコインの過去10年間の価格推移を詳しく見ながら、その変動の背景にある要因についても見ていきますね



1. 仮想通貨とは何か?

1.1 基本的な定義

仮想通貨(暗号資産)とは、インターネット上で取引される電子的な通貨のことです。従来の紙幣や硬貨のような物理的な形を持たず、デジタルデータとして存在します。最大の特徴は、中央銀行や政府のような中央管理者が存在せず、分散型のネットワークによって管理されている点です。


1.2 ブロックチェーン技術

仮想通貨の基盤となっているのが「ブロックチェーン」という技術です。これは、取引記録を複数のコンピュータで分散して管理し、改ざんを困難にする仕組みです。すべての取引が透明性を保ちながら記録され、誰でもその履歴を確認することができます。


1.3 主要な仮想通貨

現在、数千種類の仮想通貨が存在していますが、その中でも特に有名なものには以下があります:

  • ビットコイン(BTC):世界初の仮想通貨として2009年に誕生
  • イーサリアム(ETH):スマートコントラクト機能を持つプラットフォーム
  • リップル(XRP):国際送金に特化した仮想通貨
  • ライトコイン(LTC):ビットコインの改良版として開発


2. ビットコインの価格推移:過去10年間の軌跡

2.1 価格変動の概要

ビットコインの価格は、この10年間で劇的な変化を遂げました。以下に、年末時点での概算価格推移を示します:

  • 2014年: 約4万円
  • 2015年: 約5万円
  • 2016年: 約12万円
  • 2017年: 約240万円(史上初の大ブーム)
  • 2018年: 約40万円(バブル崩壊)
  • 2019年: 約75万円
  • 2020年: 約270万円(コロナ禍での急騰)
  • 2021年: 約650万円(機関投資家参入)
  • 2022年: 約230万円(市場調整)
  • 2023年: 約600万円(回復基調)
  • 2024年: 約1,500万円(ETF承認効果)
Bit coin 価格変動推移
meibu

2016年から乱高下を続けながら今では1,500万円以上に! 価格の予測は難しいけど希少価値があり、もっとグローバルに認知されていけば上がっていくと予想している人も少なくないんだ!


2.2 価格変動の要因分析

2017年の大ブーム 2017年は仮想通貨元年と呼ばれ、ビットコイン価格が年初の約10万円から年末には約240万円まで上昇しました。この背景には、一般投資家の参入、メディア報道の増加、そして「億り人」という言葉が生まれるほどの投資ブームがありました。

2018年の急落 2017年の急騰は投機的バブルの側面が強く、2018年には価格が約40万円まで下落しました。規制当局の厳格化、取引所のハッキング事件、そして投機的な投資家の売り圧力が重なった結果でした。

2020-2021年の機関投資家参入 新型コロナウイルスの影響で各国政府が大規模な金融緩和を実施したことで、インフレヘッジとしてビットコインが注目されました。テスラやマイクロストラテジーなどの企業がビットコインを資産として保有することを発表し、価格は大幅に上昇しました。

2024年のETF承認効果 2024年には米国でビットコインETF(上場投資信託)が承認され、従来の金融商品として投資家がアクセスしやすくなりました。2025年6月現在は約1,400万円台の高値圏で推移している状況です。


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3. 仮想通貨の魅力と可能性

3.1 24時間365日取引可能

従来の株式市場は平日の限られた時間しか取引できませんが、仮想通貨市場は24時間365日開いています。これにより、世界中の投資家がいつでも取引に参加できます。


3.2 国境を越えた送金

仮想通貨を使用することで、銀行を通さずに国際送金が可能になります。従来の国際送金では数日かかることもありましたが、仮想通貨なら数分から数時間で完了することができます。


3.3 インフレヘッジの可能性

ビットコインは発行上限が2,100万枚と決められており、希少性があります。この特性から、インフレが進行する際の価値保存手段として機能する可能性があります。

インフレヘッジとは… インフレ(物価上昇)によってお金の価値が下がるのを防ぐために、資産の価値を守るための投資行動や方法のこと

3.4 技術革新の推進

ブロックチェーン技術は金融分野だけでなく、医療、不動産、サプライチェーン管理など、様々な分野での応用が期待されています。

4. 投資における注意点とリスク

4.1 価格変動の激しさ

ビットコインの価格推移からもわかるように、仮想通貨は非常に価格変動が激しい投資対象です。短期間で大きな利益を得る可能性がある一方で、同様に大きな損失を被るリスクも存在します。

4.2 規制リスク

各国政府の規制方針により、仮想通貨の価格は大きく影響を受けます。規制が厳しくなれば価格下落の要因となり、緩和されれば上昇要因となります。

4.3 技術的リスク

仮想通貨取引所のハッキング、システム障害、ウォレットの紛失など、技術的な問題により資産を失うリスクがあります。

4.4 流動性リスク

一部の仮想通貨では取引量が少なく、売買したいときに適正価格で取引できない可能性があります。

5. 仮想通貨投資を始める前に

5.1 情報収集の重要性

投資を始める前に、対象となる仮想通貨の技術的背景、開発チーム、将来のロードマップなどを十分に調査することが重要です。

5.2 リスク管理

投資金額は生活に支障をきたさない範囲に留め、分散投資を心がけましょう。「卵を一つのかごに盛るな」という投資の基本原則は、仮想通貨投資においても重要です。

5.3 長期的な視点

短期的な価格変動に一喜一憂するのではなく、長期的な技術の発展と普及を見据えた投資戦略を立てることが大切です。



6. 将来の展望

6.1 機関投資家の参入拡大

現在、多くの機関投資家が仮想通貨を資産ポートフォリオに組み入れ始めています。この流れは今後も続くと予想され、市場の成熟化と価格の安定化に寄与する可能性があります。



6.2 中央銀行デジタル通貨(CBDC)

多くの国が中央銀行デジタル通貨の発行を検討しており、これが仮想通貨市場全体にどのような影響を与えるかが注目されています。

中央銀行デジタル通貨(CBDC)」とは… 国が正式に発行するデジタル版の通貨(電子的なお金)のこと。 今の紙幣や硬貨と違って、スマホやPC上でやりとりできるようになるイメージ



6.3 技術的発展

ブロックチェーン技術の発展により、取引速度の向上、エネルギー消費の削減、新たな機能の実装が進んでいます。これらの技術革新が仮想通貨の実用性を高めていくでしょう。



7. 実際の投資手順

7.1 取引所の選択

日本国内には金融庁に登録された複数の仮想通貨取引所があります。セキュリティ対策、取扱通貨の種類、手数料体系などを比較して選択しましょう。

7.2 ウォレットの準備

仮想通貨を保管するためのウォレット(電子財布)を準備します。取引所のウォレット、ソフトウェアウォレット、ハードウェアウォレットなど、セキュリティレベルに応じて選択できます。

7.3 少額から始める

初めての投資では、失っても生活に影響のない少額から始めることをお勧めします。市場の動きを理解してから徐々に投資額を増やしていくのが賢明です。

まとめ

仮想通貨は革新的な技術と大きな可能性を秘めた新しい資産クラスです。ビットコインの過去10年間の価格推移を見ると、その変動の激しさがよくわかります。初期の約4万円から現在の約1,400万円台まで、実に350倍以上の価格上昇を記録しています。

しかし、この間には大きな下落も経験しており、2017年の240万円から2018年の40万円への下落は約83%の価格減少でした。このような激しい価格変動は、仮想通貨投資の魅力であると同時に、大きなリスクでもあります。

技術的な発展、規制環境の整備、機関投資家の参入など、仮想通貨市場を取り巻く環境は日々変化しています。投資を検討する際には、十分な情報収集と適切なリスク管理が不可欠です。

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重要な注意事項

本記事の内容は、仮想通貨への投資を推奨するものではありません。投資判断は必ずご自身の責任において行ってください。仮想通貨投資には価格変動リスク、流動性リスク、規制リスクなど様々なリスクが存在します。投資される場合は、これらのリスクを十分に理解した上で、生活に支障をきたさない範囲での投資を心がけてください。

また、税制についても事前に確認が必要です。仮想通貨の売買や交換により利益が生じた場合、雑所得として確定申告が必要となる場合があります。

最終的な投資判断については、金融の専門家や税理士等の専門家にご相談されることをお勧めします。本記事の情報は参考情報として受け取っていただき、投資に関する最終的な判断は必ずご自身で行ってください。

参考情報の取り扱いについて

本記事で紹介した価格データや将来予測は、公開されている情報を基に作成したものです。これらの情報は参考資料として提供するものであり、将来の価格を保証するものではありません。投資の際は、複数の情報源から最新の情報を収集し、慎重に検討することが重要です。

仮想通貨市場は24時間365日動いており、価格は常に変動しています。投資を検討される際は、最新の価格情報と市場動向を確認してください。

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この記事を書いた人

meibuのアバター meibu 中年ブロガー

【このブログを書いている人】
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読者の「ちょっと気になる」「でも難しそう…」をやさしく解決したくてこのブログを始めました。

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◎ 本業は運送業の管理職
 → 現場からマネジメントまで幅広く経験

● 趣味はパソコン・ランニング・情報収集

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● ブログの目的:
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