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【図解でわかる】仮想通貨の歴史年表──ビットコイン誕生から2025年の最新動向まで

meibu

「ビットコインっていつ生まれたの?」「最近“ETF”って聞くけど何がスゴいの?」 そんな疑問をまるっと解決します!

この記事では“デジタルなお金”=仮想通貨の15年以上にわたる進化を、初心者でもサクッと読めるようにまとめました。時代の節目ごとに 欧米で起きた“リアルな出来事” も挟み込んでいるので、世界の流れがイメージしやすくなっています。


コインチェック
目次

仮想通貨誕生前夜──デジタルキャッシュの実験

キーワード概要
1983eCash暗号学者デヴィッド・チャムが考案。中央サーバー型で実用化は限定的。
1997Hashcashスパム対策用「プルーフ・オブ・ワーク」の概念を導入。後のビットコインの土台に。
2004b-money / Bit Gold「銀行を介さないデジタルマネー」を目指す試み。いずれも未実装で終わる。

従来の「中央に銀行がいる」仕組みを排除しようとするアイデアが小さく積み上がり、後ほどビットコインがそれらを“パズルの最後のピース”として完成させます。


ビットコインの夜明け(2008〜2010)

  • 2008年10月:Satoshi Nakamotoがホワイトペーパー発表。
  • 2009年1月:ジェネシスブロック採掘(上の画像1枚目)。
  • 2010年5月:1万BTCでピザ購入──初の実用的決済。

ピアツーピアのネットワークで“二重支払い”を防ぎつつ手数料ほぼゼロという革命的モデルが誕生しました。

ホワイトペーパー:プロジェクトや商品が「何を目指し、どう動くか」を公式にまとめた説明書
ピアツーピア:“取引所”や“銀行”を介さず、あなたの PC ⇄ だれかの PC がそのまま通信・取引相手になる仕組み。


アルトコインと取引所ブーム(2011〜2014)

主な出来事ポイント
Litecoin、Namecoin など登場「もっと速く」「別の用途で」派生コインが続々。
Mt. Gox 台頭→2014年破綻世界取引量7割を誇ったがハッキングで崩壊(画像2枚目の抗議プラカードが象徴)。

取引所の倒産リスクが一気に顕在化し、「自己管理ウォレット」の重要性が語られるように。


「ブロックチェーン2.0」──Ethereum登場(2015〜2017)

  • 2015年:若き開発者 Vitalik Buterin がEthereumをローンチ(画像3枚目)。
  • コードで自動実行される スマートコントラクト が誕生し「次世代アプリ」の舞台が整う。

この頃から「通貨」だけでなく「プラットフォーム」としてのブロックチェーンへフォーカスが移行しました。

スマートコントラクト:条件を満たしたら自動でお金やデータを動かすブロックチェーン上のプログラム


ICOバブルと規制強化(2017〜2019)

トピック
2017ビットコインが約2万ドル到達、ICO資金調達が過熱
2018中国・韓国がICOを禁止、米SECが証券法違反を摘発
2019FacebookのLibra構想→各国規制当局が反発

一攫千金ムードが頂点を迎えた反面、「ホワイトペーパー詐欺」も多発。各国が一斉にルール整備へ動きました。


DeFi・NFT旋風(2020〜2021)

  • DeFi(分散型金融):借入・利息運用をスマートコントラクトで自動化。
  • NFT:アートやゲームアイテムが“唯一無二の資産”として売買。

パンデミック下の低金利も手伝い、ロックされた資産総額(TVL)は数百億ドル規模へ膨張。


冬の時代とFTXショック(2022)

  • テラUSD崩壊 → パニック売り
  • 11月:FTXが破綻し時価総額2兆ドル超が吹き飛ぶ

相次ぐ暴落で業界全体が「信用=Trust」の再構築を迫られました。


機関マネーと規制整備──MiCA&米国ETF(2023〜2025)

欧米の“リアル”動向
2023EUがMiCA規則を制定。発行体と取引サービス提供者に厳格な登録義務を課す。
2024.1米SECが現物ビットコインETFを一括承認。ブラックロック等11本が同時上場し“ウォール街マネー”が本格参入。
2025主要銀行やECBが「デジタルユーロ」検討を加速。中央銀行デジタル通貨(CBDC)との共存が課題に。

「規制クリア × 伝統金融の参入」で、“投機から資産クラスへ”と見られ方が変わりつつあります。


これからの仮想通貨を読む3つの視点

  1. 規制とイノベーションのバランス
    EU MiCAのように「使い勝手を殺さず守る」設計が他地域にも波及するか。
  2. トークン化(Real-World Assets)
    不動産・株式など現実資産のオンチェーン化が進むと、時価総額はケタ違いに。
  3. 環境負荷&サステナビリティ
    EthereumのPoS移行で電力97%削減。BTCも再エネ比率向上が投資家の条件に。

まとめ&安全な始め方ミニガイド

  • ウォレットは“カギを自分で握る”タイプ(ハードウェアorスマホ)でスタート
  • 少額からドルコスト平均法で購入し、値動きに慣れる
  • 情報源は複数チェック&鵜呑みにしない
meibu

未来のお金は“一夜でゼロにも100倍にもなるジェットコースター”。 でも歴史を俯瞰すれば「技術→投機→規制→実需」のサイクルで前進していることがわかります。この記事をきっかけに、安全第一で一歩踏み出してみてくださいね!


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この記事を書いた人

meibuのアバター meibu 中年ブロガー

~学びと継続が大好きな前向きブロガー~
✔ 40代からブログ始める
✔ 会社では管理職という立場で激務の中ブログ運営
✔ ブログ歴3年
✔ AIリサーチ好き
✔ ビットコイン保有4年

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