リーダーとして成長するために:5年間を振り返って見えた、本当に大切なこと
リーダーという立場になって、まもなく5年。この節目に、リーダーに本当に必要な要素とは何かを改めて考えてみました。
世の中にはリーダーシップに関する書籍や著名人の言葉がたくさんありますが、ここでは私自身が経験を通して感じた、最低限身につけておきたい4つのスキルについてお話したいと思います。
1. 傾聴力:まず、耳を傾けることから
これまで、私たちは上司に対して自分の意見や要望を伝える立場でした。しかし、リーダーになるとその立場は逆転します。
時には、取るに足りない話や、すぐに解決できるわけではない相談を受けることもあるでしょう。それでも、部下は必ずしも具体的な解決策を求めているのではなく、まずは誰かに話を聞いてほしいと思っているのかもしれません。
リーダーとして最初に意識すべきは、相手の話に真摯に耳を傾けること。聞くことに集中する姿勢こそが、リーダーとしての第一歩だと私は思います。
2. 判断力:迷いながらも、決断する勇気
正直に言うと、判断力は私自身、まだまだスキルだと感じています。そのため、この点について語ることに少し躊躇いもあります。
しかし、リーダーにとって判断力は不可欠なスキルであることは間違いありません。常に正しい判断ができるとは限りませんし、時には間違った判断をしてしまうこともあるでしょう。
それでも、失敗を恐れずに判断する経験を少しずつ積み重ねていくことこそが、リーダーとしての成長に繋がるはずです。
3. 伝える力:想いを言葉に変える
伝える力は、比較的得意な分野だと感じています。人前で話すことに苦手意識があった私は、それを克服するために、積極的にメモを取ったり、人前で話す機会を意識的に作ってきました。
その努力のおかげで、自分の考えや意図を人に伝えるスキルは向上したと感じています。実際、周りの人から「話が分かりやすい」と褒められることも増えました。
リーダーとして、自分の言葉でしっかりとメッセージを伝えることは、チームを導く上で非常に重要です。
4. 巻き込み力:一人ではなく、仲間と共に
リーダーは、全てを自分で抱え込むのではなく、周りのメンバーを巻き込む力も養うべきだと強く感じています。
そのためには、リーダー自身が謙虚であることが大切です。「自分がやらなければ」という意識が強すぎると、周りの意見を聞き入れず、孤立してしまう可能性があります。
共に働く仲間を増やし、周囲をどんどん巻き込んでいくことこそが、チームとしての成果を最大化する鍵となるでしょう。
5.コミュニケーション力
これは当たり前です。 会社でも、プライベートでも人と話をすることはとても大事です。
挨拶ほでも立派なコミュニケーション。
コミュニケーションが高い人は色々な意味で成功している人は多いです。
最後に:日々の積み重ねがリーダーを育てる
これらのスキルは、特別な研修を受けなくても、日々の仕事の中で十分に磨くことができます。
リーダーになることは大変なことだと捉えられがちですが、5年間リーダー職を経験して思うのは、謙虚な姿勢と学び続ける意欲があれば、周りのメンバーもそれを見て成長していけるのではないかということです。
しっかりと人の話を聞き、考え抜き、自分の言葉で伝え、仲間と共に目標に向かう。この流れを作ることができれば、リーダーとしての仕事はきっと楽しくなるはずです。
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