― 米国株インデックスの王道を味方につけよう っていうことで投資信託の勉強です!
1. S&P500とは?
- 正式名称:Standard & Poorʼs 500 Stock Index
- 中身:米国の大型株500社を時価総額加重で構成
- 算出開始:1957年
- 目的:米国株式市場の健全度を示すベンチマーク
用語補足
時価総額加重 … 企業の株価 × 発行株数で計算した“会社の大きさ”に比例して指数に占める比率が決まる方式。

米国100%
2. データで見るS&P500の強さ
2-1. いまの水準をチェック
7月1日終値:6,198.01ポイント
2-2. 最新チャート
Vanguard S&P 500 ETF (VOO) の株式市場情報
- Vanguard S&P 500 ETF は USA 市場の fund です。.
- 価格は現在 567.77 USD です 前回のクローズから -0.38 USD (-0.00%) の変化。
- 最新の取引時刻は 水曜日, 7月 2, 21:02:27 JST です。
- 年初来騰落率(2025/6末時点):+0.5%
- 過去10年平均リターン:+11.8%(配当再投資ベース)
2-3. 年間リターンのヒストリー


サマリー
- 1995〜2024年までで見ると、上昇年が大多数で、平均リターンはおおよそ10〜12%前後。
- 2000年代初頭、リーマンショック、2022年など一部は大きく下落。
- 2023年・2024年は2年連続で20%超の好成績。
3. セクター構成の「いま」
上位セクター | 比率(2025/5末) | ポイント |
---|---|---|
情報技術 | 34.7% | AI・半導体が牽引 |
金融 | 12.6% | 金利上昇でも堅調 |
一般消費財 | 10.9% | EV・ECが成長ドライバー |
通信サービス | 7.9% | メディア/5G企業が主力 |
※上位4セクターで 66.1% を占有し、テック依存が高い点に注意。
4. S&P500に投資する3つの方法
方法 | 代表ティッカー | コスト(信託報酬) | 一言メモ |
ETF | VOO / SPY / IVV | 0.03〜0.09% | 最安コスト&リアルタイム売買 |
インデックス投信 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) など | 0.093%程度 | 積立NISA対応で手軽 |
ロボアド | WealNavi など | 1%前後 | “お任せ”だが手数料高め |
ETF…取引所で株のように売買される投資信託。
ロボアド…AIが資産配分を自動最適化する運用サービス。
5. メリットとデメリット
メリット
- 分散効果:500社+11セクターで1社依存を低減
- 実績:92年以降32年間で25回プラス(78%)
- 低コスト:信託報酬0.03%レベル
デメリット
- テック集中リスク:ハイテク不調期は指数全体が沈む
- 為替変動:円建て投資ではドル円がリターンを左右
- 暴落は避けられない:2008年▲38%、2022年▲18%など(slickcharts.com)
6. 体験談:私のS&P500積立ログ
- 開始:2020年3月(コロナ底)
- 毎月積立額:30,000円
- 直近評価額:+54.2%(年率換算14%)
- 学び:
- “下げ相場こそ口数を買うチャンス”
- 積立設定したらアプリを見過ぎないほうが続く
7. 今日からできるアクション
- 証券口座を準備(楽天証券・SBI証券でOK)
- 積立NISA or 新NISA成長投資枠で月1万円スタート
- 暴落シミュレーションをExcelで作成し、心理的許容度を確認
- 年1回:保有比率をチェックし、必要ならリバランス
8. よくある質問(FAQ)
Q. S&P500と全世界株(VT)どちらが良い?
A. 米国一本なら高リターンを狙えるが地域集中リスク有。リスク低減なら全世界:S&P500=5:5などの合わせ技もアリ。
Q. いつ買えばいい?
A. 時間分散の積立が王道。相場予測より“市場に居続ける”期間がリターンを決めます。
9. まとめ
- S&P500 = 米国経済の体温計
- 長期×分散×低コストで資本主義の成長を享受
- 「難しそう」は最初のクリックで解決。行動すれば未来は変わる
この記事が「投資は怖い」から「まず一歩踏み出そう」へと変わるきっかけになればうれしいです。
次回は全世界のリサーチです。
📌投資は“自分軸”で! ご紹介した内容が参考になれば嬉しいですが、投資は最終的に“自分で納得して決める”ことが大切です。くれぐれも自己責任で、無理のない範囲で取り組んでくださいね!
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